立秋。
台風が日本の近くにあるため、ここ数日、天気はあまりよくありません。台風が抜けてしまうまではちょっと我慢かもしれません。今朝も起きた時はガスで真っ白でしたが、７時頃突然青空が広がり、きれいな羊雲（高積雲）が広がりました。今日、展望が広がったのはこの朝のうちだけでした。だからこそこの短い時間に広がった景色は余計美しく感じました。
また今日も東寄りの風でガスや雲は東から西へと流れていきました。その奥に見えた穂高岳連峰はいつも以上にかっこよく見えました。
今、燕山荘の周辺ではトリカブトがたくさん咲いています。今日の午後は湿った濃いガスが流れてきて、雨が降っていないのにトリカブトには雫がついていました。こんなトリカブトも美しいですね。
キオン
ミヤマアキノキリンソウ
今日は立秋でしたが、山の上では２０℃をちょっと越え、湿気も多く、蒸し暑く感じました。この立秋を過ぎたあたりから、山の上では気温が下がり出してきます。キオンやミヤマアキノキリンソウなど黄色い花々が今たくさん見られます。街にいれば立秋というのは暑い盛りですが、山の上ではこれから少しづつ秋の足音が聞こえ始めてくる頃です。
この花が咲くといよいよ山の夏も終わりだなと感じさせられるものです。このトウヤクリンドウももう少しで咲きそうになってきました。
河地
