大天荘裏手のお花畑。
さかきです。
日の出が概ね5:00頃となりました。
気づけばお盆が過ぎ、いよいよ季節の歩みは秋へと加速していくのでしょう、どことなく今朝の上空は、秋めいてきているようにも感じます。
・・・とは言うものの、大天荘の裏手のお花畑は、まだまだ夏真っ盛りといった感じです。
この場所は、例年遅くまで雪が残る関係で、咲き始めも他のところより遅く、したがってこの時期でもいろいろな花が楽しめます。
▲イワベンケイ
▲ウサギギク
▲ムカゴトラノオ
▲ヨツバシオガマ
▲ウラジロタテ
▲ハクサンボウフウ
▲タカネヨモギ
小屋の裏側に回り込む、少々躊躇されるかもしれませんが、遠慮なくカメラ片手に楽しんでみてください。
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最近、カラスがテント場近くを飛び交う姿を見かけるようになりました。
もともと高山帯には生息していない彼ら、ヒト様がいる場所に食べくずなどになるようなゴミがあることを認識して飛来してくるようになったのでしょう。決していい状況ではありません。
故意ではなくても、不用意に持ち帰り忘れた食材等は、結果ゴミとなり、彼らの絶好の餌となってしまいます。これが“餌付け”と同じことになりかねなく、敷いては生態系を脅かす一因にもなります。
くれぐれもご自身で持ち込まれた物は、置き忘れなどなく、ご自宅までお持ち帰り頂きますよう、山でのマナーとしてご理解ご協力をお願い致します。
<おまけ>
今日早朝にヘリコプターで荷揚げされたし尿用タンク。これといって特別な物が揚がってきたわけではないのですが、よーく見ると・・・
モッコと呼ばれる、し尿タンクを包みいれてヘリコプターの輸送時に使う網状のそれに、“蜂の巣”が。空輸時によく剥がれずに持ちこたえたなと、感心してしまいました。
もちろん卵等はありません。
この高所にこのような物は普段目にすることはないため、物珍しく、ついつい話題として挙げてしまいました。悪しからず・・・