今シーズンも燕山荘グループをご利用いただきまして誠にありがとうございました。
今年営業最終日を飾るいい天気に恵まれました。雪山は木々や岩に雪が付き、空気も澄んで綺麗です。燕山荘グループに年間何回もお見えいただくお客様やグループ(燕山荘、大天荘、ヒュッテ大槍、合戦小屋、有明荘)の支配人、主任、ベテランスタッフが勢ぞろいして和やかな最終日を迎えました。
▲晴れ渡る燕岳。木や岩に雪が張り付き、雪面にシュカブラができて綺麗です。
▲燕山荘から富士山、南アルプスを望む。合戦尾根の木々に雪が張り付き綺麗でした。いい尾根です。
▲燕山荘の道標にもエビのしっぽが付き、寒さと風の強さを物語っています。
▲早朝の燕山荘。天気予報より思ったほど風雪は強くなく、大勢の方が登って来られ朝の凄いご来光を楽しんでおられました。
▲朝の表銀座。木にはびっしりと雪が付き風の強さを物語っていました。
▲午後の燕山荘前。頂上の雪も消えてきてしまうほど穏やかな快晴の一日でした。
▲フロント前
▲常連のお客様が多い営業最終日です。
▲浅間山の上にお月様
▲営業最終日の夕食には、ワインとケーキを提供させていたしました。
▲燕山荘グループの支配人も集合、最後のご挨拶。この支配人により、レスキュー、登山道整備、毎日のブログでの情報提供、自然解説、ツアーガイドなどを行っています。私の長男も彼らのもとで修業中です。
▲お日様の位置がかなり南に寄ってきました。
▲昇り始めると強い太陽光線に。
▲畦地梅太郎先生作「山男の像」
▲朝焼けの槍ヶ岳
▲奥穂高岳方面
▲テントの皆さんも最後の朝を迎えていました。
▲山が大好きな燕山荘グループのスタッフ。このメンバーが中心となって今期の燕山荘グループを運営してきました。ありがとうございます。
2023年のシーズンを通して燕山荘グループをご利用いただきまして誠にありがとうございました。今期もアルプス銀座にある山小屋として、大自然の素晴らしさを楽しんでいただけるように、スタッフ一同励んでまいりました。4月から11月下旬まで「営業していただきありがとう。」の声を沢山いただき心より感謝申し上げます。
いったん小屋締めになりますが、再び年末年始(12月23日から1月3日)厳冬期の営業に入山致します。冬山の魅力を楽しんでいただければ幸いです。
写真・文 赤沼健至