燕・歳時記 Special

燕山荘通信

栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー2回目催行しました


2月17日~18日の1泊2日にて、栂池ツアー2回目を催行致しました。

栂池自然園を含む白馬村・小谷村周辺、長野県でも有数の豪雪地帯だけあって、12月から3月にかけての冬の時期の晴天率はかなり低いのですが、今回はツアー終日ほぼ無風の好天に恵まれ、ツアータイトル通り、見事に真っ白な白馬三山の景色を堪能することが叶いました。

「もちろんいつも天気がいいわけではないのでしょうが、雪山の魅力にはまりました。燕山荘の春山登山教室でさらにステップアップしてみたいですね」
「何年もこのツアーに参加してきましたが、ようやく念願かなって快晴の白馬三山見ることができて、とっても嬉しいです!友人連れてきた甲斐がありました!」
「昨年の夏、白馬岳・白馬乗鞍岳界隈を歩きましたが、今回のこの絶景でその時の思い出がよみがえり、いい機会でした。ありがとうございました。」

▲初日は午後の半日ハイク、約1時間半の散策。
今回は宿から車で5分ほどの場所にある「浅間山」界隈を選びました。眺め観る北アルプスの稜線は雲が被り気味でしたが、立春を過ぎて、より柔らかい陽ざしが森を明るく照らし、快適そのもの。浅間山のピークへは、雪が少なかったため登頂を見送りましたが、その直下に建つ鳥居に、翌日の晴天を祈念して下山、ほどよい足慣らしとしました。


▲メインの二日目、出発点となる栂池高原スキー場トップは、強い陽ざしと見事な雲海の上となり、その場に居合わせていた全ての人が気分高揚していたように思います。ツアーもいそいそと出発です。

▲スノーシューするには問題ない雪の量ではありますが、やはり少なめであることは否めません。所々見える水面をよく覗き込むと、水芭蕉の新芽が顔を出していました。昨年のこの時期も数株新芽が出ていましたが・・・なんだか春の訪れが年々早まっているように感じます。

 


▲この日はとにかく無風で気温が高かった・・・雪面は比較的しまっていて歩きやすくはありましたが、度々衣類調整を繰り返しても、皆さん汗ばみました。

 


▲今回は、ゴンドラ山頂駅と栂池自然園のほぼ中間に位置する「神の田圃」経由。
案の定、見事な白馬三山の絶景。言葉になりません。

 



▲神の田圃から自然園入り口までは、ずっと大展望を見ながらのハイクアップ。五竜岳や鹿島槍ヶ岳方面もクリア、皆さんシャッター切るのが忙しく、なかなか前に進むことができません、贅沢な話ですが。

▲昼前に無事に栂池自然園到着。
ツアーとしては近年稀にみる快晴無風。2月の厳冬期とは思えないポカポカ陽気、というより“陽ざしが暑い”という表現が決して大げさでないほどの贅沢なランチタイムを過ごしました。

 


▲下山は、栂池ツアー恒例のヒップソリ使って、皆さん思いっきり雪まみれになって頂きました。もちろんスノーシューで歩いての下山もできます。


▲ツアーも終盤、青い空と白い雪のコントラストが見事、ツアー皆さんのスノーシューやヒップソリの軌跡を振り返り、興奮冷めやらぬまま、下山の途に就きました。

 

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

担当ガイド:井村、榊
写真と文:榊

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