雪たっぷり!栂池ツアー1泊2日。
2月19日~20日の日程で、栂池スノーシューツアーを催行しました。
2月も半ば過ぎた頃ではありましたが、信州は小谷村に位置する栂池高原一帯は県内有数の豪雪地帯。街中の積雪も1月末に訪れた時よりも更に高さを増していました。
我々がツアーで歩いた栂池自然園周辺も例外ではなく、昨年の倍近い積雪量のようにさえ感じます。
その分、スノーシューの醍醐味をしっかり味わえる今年の冬です。
【2月19日】
メイン2日目の栂池自然園に向けての足慣らしとなる初日は、宿近くに位置する前山ジャンプ台周辺でのハイク。
この辺り、ここ数年は小川の流れに行く手を阻まれたりと、少ない雪の量に悩まされ、歩く場所に苦慮しましたが、今年は全て深い雪の下で、一面の“雪原”。どこでも気持ちよくあるける最高のコンディションでした。
それだけに、青い空の下での北アルプスの山並みを見て頂きたかったなぁ・・・とつくづく感じました。
※この辺りは地元クロスカントリーの練習場所にもなっており、専用の圧雪車でコースを整備しているため、スノーシューでコースを乱さないなどの注意が必要です。
【2月20日】
栂池ゴンドラ「栂の森」駅降車して、オオシラビソの森からスタート。
こういう所を歩いていると、山の懐に抱かれている感たっぷりです。
▲神の田圃
小一時間ほどで神の田圃に到着。雪の降りが強まってきたおかげで、待望の北アルプスの眺望は残念ながらお預けです。
ちなみに、この辺りの積雪量は、少なく見積もっても4m以上はあるかと思われます。
風雪の中、昼前に無事に栂池自然園入口に到着。
ある意味、雪国らしい冬の空模様の中、ここに立てただけでも貴重な体験であったことには間違いなかったのではと思うのですが・・・是非お天気いい時に再チャレンジして頂きたいですね。
風雪を凌ぐ樹林の中でお昼ご飯としましたが、体の冷えを考えて長居はせず、すぐに出発です。
帰りは、栂池ツアー恒例のヒップソリ遊びに興じながら、最後は再び「栂の森」駅周辺をハイクして終了。
全身雪まみれになり童心に帰って、雪たっぷりの栂池を二日間楽しんで頂きました。
ツアーご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
今冬の「栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー1泊2日」は全て終了致しました。
担当ガイド:井村、榊 写真と文:榊